佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

人間は、凄い対応力がある

3歳児って本当に色んな事に興味を持ちますよね。
食べ物・おもちゃ・道に落ちてるもの・虫!なんでも触ろうとします。自分の場合は、敢えて子供に触らせようとします。しかし、虫だけはどうしても苦手なので、自分では触らずに、子供だけに触らせています(笑)。ここ数日夕方も天気がいいので、毎日子供と家からコンビニまで散歩してるのですが、自分にとっては、いつも通る道で、新しい発見なんてないんですが、子供にとっては、いつも通る道でも新しい発見があるみたいです。子供って、色んな遊び方を知ってるなぁ〜と思って、自分の子供を見ていました。

最近では、子供にカメラを向けると自然とピースするようになってきました。

そんな今日は、今日処方してもらった薬を見てて改めて思った事です。

人間は、凄い対応力がある

ここ数日、体調が思わしくないんです。喘息の様な咳が続いてます。約1週間も咳が止まらないので、久しぶりに病院に行ってきました。診断された、ちゃんとした病名は忘れてしましましたが、喘息って言葉が入ってました。なので、出た薬は、『吸入薬』と飲み薬です。そのうちの、吸入薬をみながら、改めて、なんでも進化してるなぁって感じました。

昔(今もありますが)の吸入薬といえば、

自分が薬剤師として働き始めた頃によく出してた吸入薬です。

こんな感じの1回1回手作業で錠剤を潰し、吸入するタイプでした。それが、今では蓋を開けるだけですもんね。

今では、殆ど、蓋を開けるとすぐに吸入できるタイプです。

開けると中の錠剤が粉末状になって、吸入出来るタイプのお薬になってます。中身のお薬も進化してますが、お薬だけでなく、容器もちゃんと進化してるんですよね。

対応していかないといけない

新しい物が出てくる度に、古いものが消えていくんですよね。手で1回1回潰すタイプのお薬が徐々に使われなくなる様に、まだ少しは使われてますが・・・。前のもので良いものって沢山あるのでしょうが、普段使うものって、便利になって欲しいですよね。便利になる度に、最初は使い方が分からなくて、前の方が良かったって思ってるのは、最初だけで、いつの間にか慣れてるんですよね。
この進化に反対して、昔の方が、良かったっと言い続けても、今では、どうしようもないなぁって思いました。もう40年生きてきましたが、今までなんとかどんな変化にも対応してきたので、時代の進化に対応しながら、生きていきたいですね。
しかし、父の会社の『松浦漬』って商品は125年も作り方も味も変えずに作り続けているって事を改めて凄いと感じました。唯一変わったのは、缶切りが必要な缶から、プルタブタイプに変わったくらいですかねぇ(笑)。あまり進化してないなぁ(笑)。まだ、ちゃんと手伝い始めて2年目ですが、あの味を好きでいてくれてる人に感謝です。

さぁ、咳の薬も飲んだので、明日は少しは楽になってる事を願って寝ます。

 

 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
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