お薬の形状は、意味があるんですよ。

こんにちは。
唐津地方、雨は酷くなかったのですが、風は強かった。天気図では、台風とかなり離れていましたが、風の強さで今回の台風の大きさを実感できました。
そんな今日は、朝から久しぶりに薬局で働いています。最近薬局で働いていて、お客様からよく聞かれる商品があるんですよ。
コレです。

錠剤をも飲みやすくするゼリータイプのオブラート
錠剤をも飲みやすくするゼリータイプのオブラート

ゼリータイプのオブラート。
昔は、オブラートと言えば、苦い粉薬を飲むために必要とされていましたが、よく売れてるオブラートは、ゼリータイプで、錠剤を包んで飲むものです。
確かに、病院でもらうお薬も粉薬ってかなり減って来ました。調剤していて、錠剤やカプセル剤が多くなってきたなぁって実感してます。薬局に置いてるお薬も粉薬は小児用がほとんどです。

お薬を飲むのが苦手な方は、無理して飲まずに積極的にゼリータイプのオブラートを使って下さい。

お薬の形状って、製薬メーカーさんが考えて造ってます。お薬を飲むときに、特に注意が必要なのは、錠剤とカプセル剤です。
錠剤の中には、徐放性の錠剤なるものがあります。文字の通り、ゆっくり解き放たれるお薬です。市販薬でもたまにあります。市販薬で有名なお薬では、佐藤製薬の『ストナリニS』です。

右側の写真みたいに2重構造になってるお薬もあるんですよ。
右側の写真みたいに2重構造になってるお薬もあるんですよ。

 

写真の様な断面図してます(2重構造のお薬です)。
まず、胃で外側が溶けて、さらに内側が腸でゆっくり溶ける感じのお薬です。ゆっくり溶ける分長い時間効きます。だから、1日1~2回の服用でいいタイプのお薬なんです。カプセル剤もこの様なお薬があります。
この様な持続性のお薬を、錠剤をのみ込むのが苦手だからと言って、噛んで飲んだり、半分に割って飲んだりすると、急にお薬の血中濃度が上げって中毒症状が出たりする事もあるんです。カプセル剤も同じで、カプセルを飲むのが苦手だからと言って、勝手にカプセルを空けて中身だけを服用する事も、同じような事が起こり得ますので、絶対にしない様にして下さいね。

お薬もドンドン進化してます

最近のお薬の形状は、錠剤が苦手な方の為に、口に入れるとサット溶ける様なお薬や、飲み忘れが出ない様に、貼るタイプなどドンドン進化しています。でも、クスリの取り方って、ITの分野と比べるとそこまで、進化してないような気がします。結局は飲むって動作が必要ですもんね。
多分今後は、クスリって飲むって動作もいらなくなるような時代が来るかもしれませんね。そうすると、辛い思いして何種類ものお薬を飲まなくていいですよね。
でも、まずは、お薬を飲まなくても良い様な体つくりが大切です。

 

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山下 善太郎

山下 善太郎

代表取締役株式会社 山下至誠堂
大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。

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