佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

妊娠中に飲んで良い、鼻炎薬ありますか?

 

 病気の豆知識

久しぶりにこの時間に、ブログ更新です。今日は、久しぶりに薬局で働いていて尋ねられた事です。

妊娠中に飲んで良い、鼻炎薬ありますか?

妊娠中って、お薬に対してかなり神経質になりがちですよね。妊婦さんによっては、絶対に薬飲まないって決めてる方もいるくらいです。しかし、薬剤師の立場から言うと、必要な時は飲んで欲しいなぁとも思います。妊婦さんが、元気でないと、お腹の子供も元気に大きくなりませんからね。

鼻炎薬について

産婦人科では、鼻炎がひどい方には、普通のアレルギー薬が出ることもあります。理由は、急性の鼻炎の場合は、数日お薬を服用すれば改善する事が有るからだと思います。一応、出しても安全なお薬のリストって言うものが存在はするんです。(ただ、100%って事はないのですがーーー。医薬品なので、思わぬ副作用が出る事もあります。)なので、妊娠中や授乳中は、病院の先生や、薬剤師と相談しながら、お薬を選ぶようにして下さいね。
また、病気はなんでもそうですが、急性の時に治す様にして下さいね。慢性になると、体も辛く、治り辛くなります。

本当に鼻水がひどい時

鼻水がひどくてどうしようもない時ってありますよね。急性慢性に関わらずです。花粉の季節は過ぎたのですが、今の季節、エアコンを点けるようになると気温の変化などに体が、対応できずに、花粉症みたいに鼻水が出る事が有ります。そんな時の対処方法は、なるべく、部屋と部屋の気温変化が少なくなるような、エアコンの気温設定をして下さいね。
それでも、どうしても鼻水が辛いくて仕方ない時は、自分の場合は、飲み薬ではなく、点鼻薬を使う様におススメしています。でも、頻繁に使うのはお勧めしていません。また、漢方薬は絶対安心ってイメージがあるのですが、全て大丈夫って事もないので、必ず、病院の先生か薬剤師に相談する様にして下さいね。市販薬の場合はなんでもそうですが、数日使っても全く改善しない時は、必ず受診する様にして下さいね。

しっかり体力をつけましょう

病気は、体が疲れてる時になり易いです。また、妊娠中の急性のアレルギー性鼻炎は、赤ちゃんにカルシウムなどのミネラルを沢山使うので、ミネラルバランスなどが崩れて起きる事が有ります。なので、妊娠中は、食べるのが辛い時もありますが、出来るだけ食べれるものをしっかり食べて、栄養を付けるようにして下さいね。特にカルシウムはアレルギーを抑える効能もあるので、食事でとれない時は、カルシウム剤(出来れば、医薬品のタイプ)を摂るようにして下さいね。

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 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
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