佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

処方箋のお薬は失くさないで下さい。

 

 薬剤師の仕事

こんにちは。
今日は、とっても暑いですね。会社は、朝から冷房が全開となっております。ここ最近の暑さで、熱中症の方も増えているみたいです。今日からまた数日は、とっても暑い日が続くみたいなので、水分を多く摂ってシッカリ対処して下さいね。
午後からは、御中元の発送準備が待っているので、早目のブログ更新です。

処方箋のお薬を失くした場合の対処方法

大きな病院の場合、病状が安定していると、長期処方(28日以上)が増える傾向にあります。患者さんにとっては、何度も病院に行く手間が省けていいのですが、稀に、長期なだに、お薬を失くしてしまう患者さんがいらっしゃいます。
失くしてしまう原因は、間違って捨ててしまう、何処に置いたか忘れてしまう、旅行に持って行って、旅館やホテルに忘れたなどが多いようです。そのような時の、対処方法を書きますね。

何処に置いたか忘れた場合

長期でお薬を処方してもらった場合は、次の受診日まで、同じお薬を処方してもらう事は、原則出来ないんです。(連休や、旅行で次の受診日に受診できない時は、その前に処方してもらう事は出来ます。)なので、何処に置いたか忘れた時は、自分の行動を一生懸命思い出して、探して下さい。(旅行などの時は、なるべく日数プラス1日分位を持って行く様にして、全部を持って行くのは止めて下さいね。)それでも、お薬が出てこない場合は、薬局に相談して下さい。相談すると、対応の方法を教えてくれると思います。

意図せず、間違ってゴミと一緒に捨ててしまった事に後で、気付いた場合。

この時は、直ぐにかかりつけの薬局に相談しましょう。薬局の薬剤師が対応方法を教えてくれると思います。

最後に

失くした場合も、捨てた場合も同じですが、薬局ではあくまで対処方法を教えてあげる事しかできません。なぜなら、法律で、薬剤師は、医師の処方箋に基づく調剤しかでき無い様になっているからです。なので、失くしても、同じお薬を処方箋なしに貰う事が出来ないんです。お薬をもらうために、再度処方箋を発行して貰うと、自費になる事もあります。なので、長期で貰ったお薬はなくさない様にして下さいね。余りに長い期間の処方で、失くしそうな時は、分割調剤という手段もあります。例えば、90日分の処方箋をもらった場合、30日分ずつ、3回薬局で貰う事も出来ます。
失くしそうで怖い時は、薬剤師に相談して下さいね。
また、お薬を失くした場合にも、お薬ノート(手帳)は、とっても役に立つので必ずお薬ノートを持って相談に行って下さいね。

佐賀県ではこのようなお薬手帳使ってます。
佐賀県ではこのようなお薬手帳使ってます。

 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
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