佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

口内炎は、普通の軟膏と同じように塗ってはいけません。

 

 病気の豆知識, お店の事

こんにちは。
今日も朝から天気がいいですね。そんな今日ですが、朝から調剤業務です。ほとんど日光を浴びずに1日過ごします。
10年くらい前、東京駅の名店街で働いていた時の事を思い出しました。あの頃は地下で働いていたので、朝から夜まで、1度も日光を浴びずに過ごしてた気がします。まさしく『モグラ』みたいな生活でした。佐賀に帰って来てからは、東京で生活してた時と比べるとかなり、かなり日光に当たってます。あの頃と比べると、少しは健康的な生活を送ってる様な気がしますね。唐津は、後、数日で桜も満開になりつつあります。今週末は、やっと、家族で、花見出来そうです。

昨日のブログでも報告した、ニュースレター明日発送予定です。何とか、今月中に間に合いました。今までは、気が向いた時にしか出してませんでした(笑)。しかし、来月からは毎月出す予定です。ニュースレター担当の池田も、何か新しいネタのためにダイエットを決意したみたいです。どれくらい痩せるのか楽しみです。

ニュースレター担当の池田です。来月のニュースレター記事のためにダイエットに挑戦中です。
ニュースレター担当の池田です。来月のニュースレター記事のためにダイエットに挑戦中です。

今日のブログは、口内炎の軟膏が立て続けに処方されたので、口内炎の軟膏についてです。

口内炎の軟膏の塗り方と、口内炎の時に摂って欲しい食べ物。

口内炎が出来た時って、普通は、口内炎の軟膏使うか、

または、チョコラBBみたいなビタミン剤を飲むと思います。そのまま放置って方もいらっしゃるかもしれませんね。自然と治す方は置いといて、まずは、軟膏について書きます。

患者様に、『口内炎の軟膏使うの初めてですか?』って尋ねると、殆どの方が『いいえ』と言われます。それ位多くの方がなってる病気の一つです。でも、軟膏の塗り方が皆さんバラバラなんです。ちゃんと正しく使ってる人もいれば、ただ単に塗ってる方もいます。なので、今日は、口内炎の軟膏の塗り方についてです。
口内炎の軟膏って使った方は分かると思いますが案外固めです。理由は、唾液で濡れた状態でも、カンタンに剥がれないためや、溶けださないためなんです。でも、唾液で濡れた状態で、ピンポイントに塗ろうとしても、上手くつける事は出来ないんです。
だから、塗る前の作業が必要になります。

  1. 歯磨きやうがいなどで、口の中をきれいに(清潔に)してあげる事。これってとっても大事です。
  2. 綺麗にしたら、塗りたい場所の唾液(水分)を適度に拭き取ってあげる事。
  3. あとは、綿棒などで軟膏を置く感じです。皮膚に軟膏を塗るように擦り込む必要はありません。

1→2→3の順番で付ければ、痛い所にカンタンに付ける事が出来ます。この手順を守るだけで、ある程度の痛みからも回復出来るので、試して下さいね。

口内炎、足りないのはビタミンではなく、ミネラル。

口内炎の時、多くの方がチョコラBBなどのB2・B6が入った錠剤やドリンクを飲まれます。確かに皮膚の代謝などが高まって治りやすくなりますが、現代人は、ビタミン不足で口内炎になってる方は案外少ないって言われてます。それよりも、ミネラル不足で、口内炎になってる方が多いんですよ。
なので、口内炎になった時は、ビタミンと、ミネラルを多く含んだ海藻類などを沢山摂るようにして下さいね。
では、今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 follow us in feedly

ページ最上部へ