佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

病院が休みの日に多い相談(膀胱炎)

 

 病気の豆知識

こんばんは。朝・晩の冷え込みが徐々に厳しくなって来てます。ニュースではインフルエンザも出始めてるらしいです。シッカリ予防する様にして下さいね。
明日から、2日間研修です。準備があるので今日は少し、短めです。

唐津市で薬局とドラッグストアーやってます。
38歳薬剤師 山下 善太郎です。

膀胱炎について

膀胱炎の症状

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  • トイレの回数が増える
  • おしっこをしてる時に痛みを感じる
  • おしっこをしてもまだ出きってない感じがする。
  • 血が混じってる

こんな症状が出た時が膀胱炎かもしれません。
膀胱炎は、細菌感染によって起こります。原因の菌は主に大腸菌などの細菌です。特に女性の場合は、尿道と肛門が近いため膀胱炎になりやすいです。
また、膀胱炎はすこぶる健康な時はなりにくいです。風邪をひいたり、仕事の疲れが抜けてない、悩み事が多くてストレスがイッパイ、そんな体力が低下した時になりやすい病気です。特にこれから寒くなり、風邪も流行りはじめますので注意が必要です。

膀胱炎の治療

膀胱炎は、病院で診察を受けると抗菌剤や抗生剤が処方されます。ここで、病院の薬を飲む時の注意です。
特に膀胱炎などで処方された抗生剤や抗菌剤は、効き目がいいため、人によっては2日程度の服用で症状が改善されることがあります。しかし、症状が改善されたからと言ってスグに抗生剤や抗菌剤を飲むのを止めずに、必ず処方された日数分は服用する様にして下さい。途中でやめると、人によっては次回同じ抗生剤や抗菌剤が効かなく事があります。また、細菌が増殖して症状が悪化する事もあります。だから、必ず日数分は服用して下さいね。
ドラッグストアーでは、抗生剤がないため、膀胱炎のお薬は基本漢方中心のお薬になります。抗生剤ほどではないかもしれませんが、販売してる薬は、効くお薬ですので、病院が休みの日などは一時的でも服用した方がいいと思います。

まとめ(膀胱炎の時の注意)

  • 水分はなるべく多く摂りましょう。
    膀胱の中の細菌を出すために、普段より少し多めの水分を摂るようにして下さい。無理して多めの水分を摂りすぎると、逆に体を冷やしすぎる事もあるので、注意が必要です。また、お酒を飲むとトイレが近くなるからと言って、お酒を多く飲まれる方もいますが、良くありません。お酒は控えるようにして下さい。
  • トイレは我慢しないで下さい。
    おしっこを我慢すると、細菌が増えてしますので、良くありません。できる限り、トイレに行きたくなったら直ぐに行きましょう。
  • 疲れが原因の場合はしっかり体を休めて下さいね。

膀胱炎は、休みの日案外多い相談の一つです。病院の処方箋が無い限り抗生剤は出せないので、漢方薬での対応になってしまいますが、漢方を服用しながら、体力を回復させると、治る病気です。辛い時はドラッグストアーにも相談に来てください。

 

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 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
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