佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

子供に美味しくない薬が出た時に対処方法

こんにちは。久しぶりにお昼の投稿です(笑)
ついに、周りでもインフルエンザや嘔吐下痢などが出始めました。今の時代はインフルエンザの特効薬や抗生剤もあるので、体力がある方は1日で調子が戻る方もいますが、特にインフルエンザの場合は、自分が良くても周りが迷惑するので、調子が良くなってもすぐに動き回らない様にして下さいね。昨日今日と、先日までの寒さが嘘のような気温ですよね。ここまで寒暖差が大きいと体調崩す人の多そうな感じですね。
そんな今日は、3ヶ月の子供に薬を飲ませていて気づいた事を書こうかなぁと思います。

 

子供が病気すると解熱剤やかゆみ止め以外は、ほとんど飲み薬が出ます。先日子供が嘔吐下痢をしたときも、もちろんお薬が出ました。最近の薬は甘くて美味しいので、量が多くなければ普通に飲んでくれると思います。しかし、中にはなかなか飲んでくれない子供もいます。
今回自分の子供に出た薬がなんと、漢方薬、ツムラの100番(大建中湯)。大人でも美味しいと感じ無い様な薬です。

子供に美味しくない薬が出た時に対処方法

普通美味しくない薬が出た時は、大人の場合はオブラートなどに包んで服用できるます。また、1才を超えれば、アイスクリームやゼリーなどで包んで飲ませる事も可能ですよね。でも、数ヶ月の赤ちゃんの場合は、アイスやゼリーを食べさせる訳にもいかないので、美味しくない薬を飲ませるのはとっても苦労するんですよね。

少量が基本です。

数ヶ月の子供に薬を飲ませる場合は、少量の水で溶かすのが基本です。量が増えれば増える程、特に美味しくない薬は飲まなくなります。なので、自分もお薬を飲ませる時は、多くても2mL位のお湯(ここ大事)で溶かして飲ませるようにしています。水だと溶けない薬もお湯だと溶けてくれる場合もあります。少々熱いお湯でも、お薬をしっかり溶かしている間にお湯の温度も下がっているので、火傷の心配もありません。
今回自分の子供に出た漢方薬も水だと中々溶けなかったのですが、ポットのお湯(90℃)2mLと漢方薬を小皿の上でスプーンを使いながら混ぜてるとスグに溶かす事が出来ました。

溶かしたらスグに飲ませましょう

溶かしたら、スポイトか注射器を使ってスグに飲ませて下さい。スグっていうのは、スポイトの中でそのままにしていると見かけはシッカリ溶けてる様に見えますが、ただ混ざってるだけで、しばらくすると2層に分離する事があるからです。なので、チャンと混ざってる時に飲ませるようにして下さいね。
また、口の入り口付近で飲ませると、本当に美味しくない薬の場合はスグに吐き出す事もあるので、なるべく奥の方で飲ませて下さい。自分の子供の様に本当に美味しくない薬の場合は、顔を真っ赤にして怒る事もあります(笑)。

色々使って、以前浣腸様に貰った注射器の筒が薬を飲ませるのには一番使いやすい事に気付きました。

どんな薬もミルクには混ぜないで下さいね

赤ちゃんの主食である、ミルク!これには混ぜないようにして下さい。今まで飲んでたミルクを飲まないようになる事もあります。また、お薬は食後で処方される事もありますが、お腹イッパイになったら、何も飲まないようになる事もあるので、なるべく食前に飲ませて上げるようにして下さいね。

子供が小さいと色々と気苦労も多いかもしれませんが、これからの時期はインフルエンザや嘔吐下痢などに注意して下さいね。

 

 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
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