佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

シップ薬でも使い過ぎは良くない。

 

 薬剤師の仕事

久し振りのブログが新年初めてのブログです。コーヒーのみながらブログかいていると、昨日行ったスタバのディスプレイのコーヒー豆がオシャレだった事を思いだしました。

唐津にはないスタバですが、たまに福岡のスタバに行くとディスプレイにもこだわってるなぁって思います。

今日が仕事始めの方がほとんどだと思います。4〜5日休んで久し振りに仕事すると腰を痛めたりする方がいますので、急に無理な動きはしないようにして下さいね。
そんな今日は、腰痛などに使う湿布薬についてのブログです。

シップ薬でも使い過ぎは良くない。

お薬は、用法容量守って使ってる方が殆どだと思います。しかし、なかにはもったいないから規定量よりも少なく飲んだり、貼り薬の場合は少なく使ったりする方もいらっしゃいます。また逆もあるみたいです。痛み止めが、なかなか効きにくいから指示より1錠多く飲んだり、1日1回の使用なのに2回使用してしまう方もいらっしゃいます。今日の患者さんは、肩・腰・膝が痛くて、シップ薬を処方されてる患者さんでした。皆さんも分かると思いますが、痛みって我慢し難いですよね。特に膝の痛みや腰痛などは、仕事されてる方にとっては、大きな問題だと思います。

コレだけは守って下さい

飲み薬の痛み止めは、ほとんどの方が規定通り服用されています。その理由は、処方されたお薬出す時に、絶対と言って言い程、痛み止めは、どの位間隔をあけたらいいか尋ねられます。しかし、痛み止めのシップ薬の場合は、患者さんから確認。それ位、シップ薬に関しては案外使い方に関して言えば、ルーズな方が多いように感じます。でも、シップ薬にも決められた用法・容量があるんです。なので、用法・容量を間違って使ってしまうと、シップ薬と言えども副作用が起きたりします。痛い所に貼った直ぐは、どのシップ薬も、貼った場所がジンジンして、気持ちよくて、とっても効いてる気がしますよね。でも、数時間経つとシップ薬は、効いてない気がしますよね。自分もそうです(笑)。しかし、1日1回しか使えないシップ薬は、それ以上に使わない様にして下さいね。理由は、使いすぎると皮膚に炎症が起きたり、またはかぶれたりする事もあります。そのような理由で、既定の回数以上は絶対に使わない様にして下さい。今日会った患者さんで、あまりに痛かったので、ある薬を1日3回も張り替えたら、吐き気がしたそうです。この様に、外用薬でも全身に作用する事もありますので、ご注意下さい。

まとめ

外用薬も、医薬品です。飲み薬よりは、副作用は起きにくいかもしれませんが、ちゃんと使わないと副作用が起きる事もあります。少し前に貰った薬で、使い方が分からない時は、近くのお薬の専門家にたづねて下さいね。

 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
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