佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

関係性が大事!

こんばんは。
昨日まで、久しぶりに、東京出張でした。松浦漬を販売して頂いてるお店をまわって、1年ぶりにKISOBARに行きました。その時に、隣に座った方が松浦漬をご存知で、嬉しかったーーー。松浦漬を食べた事は無いけど、缶のデザインはご存知との事でした。それはそれで、嬉しいものです。一応認知されてるって意味で。なので、その場で、少しですが、食べて頂きました(笑)。味も喜んで頂けたみたいでした(笑)。
翌日は10年以上行ってるドラッグストアーの研修に出席し、あっという間の2日間が過ぎました。

研修会人が多くて、講演中の先生の顔が撮れなかったので、スライドを!

 

これからは、関係性って事を改めて感じた

今回の研修で、特別講師として来られた、藤村正宏先生の講演を聴くことが出来ました。その講演を聴いてて思った事を書こうと思います。本の10年で、本当に変わった事を改めて感じました。

Amazonスゲ~

今回の藤村先生の講演の中で、Amazonのシアトルにある実験店舗の話がありました。その講演中に見た映像がこれです!

スゴイですよね。先生曰く、合法的な万引きですって(笑)。お店の中に入るのに、自分のIDコードを読ませるだけで、好きな商品を取ってレジを通さずに、お店を出ると自動で会計が済んでるって仕組みをAmazonは、構築してるみたいです。もう少しで実用化されるみたいですよ。本当に、レジ打ちだけの仕事って無くなりそうですよね。
この仕組みって、ドラッグストアーや薬局でも導入されるかもしれませんよね。そんなに遠くない将来に。そうなると、自分たちの仕事ってどうなるのかぁって昨日は、ずーーーっと考えてました。
これが、普及すると、普通のドラッグストアーには、人が要らなくなるかもしれませんよね。全くではなくても、確実にレジに人は要らなくなりますよね。そうなると、お店の中に、薬の相談が出来る人が、1人いればいい位になるかもしれません。これも時間の問題で、健康や病気の相談はAIがしてくれる様になると、全く働いてる人がいないドラッグストアーが出来るかもしれませんね。
調剤薬局も同じで、今は、調剤事務や薬剤師って職業が確立してます。しかし、今では当たり前に処方箋に付くようになった2次元バーコードに、色んな情報が入って、個人全ての情報を網羅してしまったら、そのバーコードを通すだけで、自動的に薬の飲み合わせのチェックや、普段飲んでる健康食品・趣向品まで分かるようになって、全ての副作用や相互作用までチェックした上で、自動で薬が出て来る機械が開発されたら、調剤事務も薬剤師もいない薬局が出来るかもしれないなぁって考えてしまいました。コレって、自分が生きてる時代に出来そうですよね。まぁ、自分が思いつく位ですからね。でも、今の法律では、絶対に出来ない事なんですけどね。しかし、法律って、カンタンに変わってしまいますからね。ほんの数年前までは、こんなに多くの店舗で薬が販売出来なかったのが、今では、コンビニでも、スーパーでもお薬販売してる時代です。さらに、Costcoやビックカメラでは、処方箋も受け付けてる時代ですからね。人間にとって、利便性が高まる様に法律って変わって行きますからね。

こんな時代になると、人と人との関係性をしっかり確立できてないお店は、いずれ淘汰されそうですよね。そうならない様にしよう改めて決意しました。
例として、講演の中で保険のプランナーの仕事はAIに置き換わるけど、保険のセールス担当(家を回って保険を売る人)の仕事や、スナックのママの仕事は無くならないだろうって話をされてました。保険のセールの人は、保険を売ってはいるけど、奥さんの愚痴聴き、スナックのママは、お客さんの仕事の愚痴を聞くのが仕事だからと話されてました。確かに自分もAIに愚痴を言いたくないですもんね。愚痴や悩み位は人に聞いて欲しいです。

薬局もキット同じで、この人と話したい、この人に相談にのって欲しいって思われないと、これからの時代はダメなのかもしれませんね。そこを考えると、大手のドラッグストアーと違う事はイッパイ出来そうな気はしますね。だって、大手って人が入れ替わり易いですからね。
AIについて、これまであまり考えた事もありませんでしたが、近い将来、多分、自分が生きてる間に、もっと変わりそうな予感がした1日でした。まだまだ、自分の会社のシステムはアナログ(FAXに電話が多い)ですが、出来る事から1個1個やって行きたいと思います。それにしても、充実した1日でした。22時間と短い講演時間でしたが、色々考える事が有りました。
さぁ、明日も頑張ろう!

 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
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