佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

中学生で、将来なりたい職業がある事って凄い。

 

 お店の事

こんばんは。
今日は、シャツ1枚では寒いくらいの気温でしたね。これ位寒くなると、風邪が急に流行り始めます。皆さんも気をつけて下さいね。
そんな今日は、少し前に受け入れた中学生の職場体験についてです。
唐津で薬局をしてます。
山下至誠堂薬局の山下善太郎です。

将来なりたい職業がある事自体素晴らしい。

ここ数年毎年、中学生の職場体験を受け入れてます。毎年来てもらってる生徒さんは、将来『薬剤師』になりたいという希望を持ってる生徒さんか、薬剤師に興味がある生徒さんです。中学2年生で、将来なりたい職業があること自体、尊敬してしまいます。そんな将来希望に満ち溢れてている生徒さんに、たった3日間で、薬局で働いている薬剤師の仕事を、一通り教えます。一通りと言っても、ある程度、興味がありそうな所だけですね。
例えば、処方箋の事です。まず、患者さんが持ってきている処方箋がどんな物なのか。薬局のお薬の作り方、出し方など。他にも、職場体験を受け入れてる店舗では、『薬局製剤』という薬局独自のお薬を作っているので、作っている所を見せてあげたりもします。生徒としては、薬局製剤を作る所なんかは、理科の実験みたいで楽しいみたいです。
そんな職場体験をした生徒さんから、先日お礼の手紙が届いてました。

最近の若者は・・・って言ってはいけません。手紙も大人以上にシッカリ書いてます。
最近の若者は・・・って言ってはいけません。手紙も大人以上にシッカリ書いてます。

ちゃんと、『拝啓』から始まってます。最近の中学生はとってもしっかりしてますよね。
さらに中身を読んで感動です。
中学生ながらも、大人の接客風景をシッカリと見てるんですね。薬剤師が、患者さんにお薬の説明をしてる所、スタッフがお客様の荷物を持って車で運んでいる所など。この手紙を読むと、大人としてもっと頑張らないとと思ってしまいました。
さらに、手紙の最後に、苦手な理科・数学・英語を克服して絶対に薬剤師になりますって宣言してありました。そこまで思ってくれて、とっても嬉しく感じました。苦手って分かってるだけ、克服しやすいので、苦手な教科を克服して絶対に薬剤師になって下さいね。そして、後数年後、実務実習で、薬局に来てくれる事を願ってます。

年に1度ですが、職場体験で中学生を受け入れると、普段のスッタッフの事なんかも分かり、さらに自分の仕事の励みにもなりますね。
この職場体験って、都会でもやってる授業なんですかね?

さぁ、明日は子供の七五三の撮影です。笑顔で写真を撮れる事を願って、明日に備えたいと思います。

 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 follow us in feedly

ページ最上部へ