佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

狭い日本と言えど、文化は違う。

 

 松浦漬の事

こんにちは。
また少し肌寒くなって来ましたね。ここ数日、風も強く、今日は唐津の電車が遅れていました。季節が移り替わる時は、毎年こんな天気ですよね。もうすぐ春ですね。多分。
今日のブログは、先日の展示会で気付いた事を書きたいと思います。ここ数日、展示会で名刺交換させて頂いた会社の方から、問い合わせが数件入っています。本当にありがたいことです。今まで一回も展示会に参加してなった分、問い合わせがあるのかもしれませんね。今まで全く卸さんに知らせる活動をしてこなかった事を反省してます。数日前のブログにも書いたと思いますが、展示会で、関東は酒粕自体を食べる文化が殆ど無いって事を聞きました。粕汁などは飲むみたいですけどね。なので、再度、粕漬の食べ方を書きたいと思います。

松浦漬などの粕漬の食べ方

本来、松浦漬などの粕漬は、酒粕と一緒に食べるものなのですが、知らない方は、酒粕を洗い流して食べようとした方がいるとみたいです。確かに粕漬で有名な、奈良漬などは、粕をキレイに洗い流して食べるますよね。粕が付いたまま食べる粕漬けって案外少ないのかもしれませんね。
そんな中、松浦漬本舗が造っている商品は、酒粕と一緒に混ざった鯨の軟骨も一緒に食べます。粕も美味しく味付けしてるんです。

中身はこんな感じの色してます。お酒が好きな方にはぜひ食べて頂きたいです。
酒粕の中身は、鯨の蕪骨です。(蕪骨とは、鯨の顎の近くの軟骨になります。原料自体は、軟骨といえども、鯨なのでとっても大きいのです。)写真は少し短くした蕪骨です。

大きい骨を解凍するために短くした骨です。
大きい骨を解凍するために短くした骨です。

それを、反対側の光が透ける程薄くスライスした状態で酒粕に漬けこんでいきます。漬けこむ酒粕も、明治時代から変わらぬ味付けをしてるので軟骨の食感(コリコリ感)と、酒粕の甘味・辛みが絡まって、とっても美味しく食べれるんですよ。

食べ方としては、そのままご飯の上にのせて食べてもよし、

お酒が苦手な方にはご飯盛りがおススメです。
お酒が苦手な方にはご飯盛りがおススメです。

日本酒の肴として食べて頂いても良いですよ。また、日本酒だけでなく、最近は、少し辛口の白ワインと共に食べる方もいらっしゃいます。

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辛口の日本酒ともとっても相性がいいですよ。

先日、いつも松浦漬を購入して頂いてるお客様に教えて頂いた事です。辛口の日本酒が好きな方は、松浦漬にワサビをチョットだけ混ぜて食べてみて下さい。少し、風味は変わってしまいますが、お酒の肴としては、とっても美味しく頂けるみたいです。
後、クラッカーにのせて食べても美味しいみたいです。クラッカーの上に載せて食べる時は、絶対に白ワインです。少しリッチな気分になりますよ(笑)。

上に書いた事は、ほんの一例っていうか、殆どそのまま食べてますね。チョットだけアレンジをしていますが・・・。
松浦漬を買って頂いてるお客様によっては色んな食べ方を独自に編み出した方が多くいらっしゃると思います。という事で、新たな食べ方をもっと知りたいです。
例えば、カレーに入れるとか(笑)、餃子の具に少し混ぜると美味しくなるとか(笑)これは、今思いついただけで試してませんが・・・・
教えて下さい。お願いします。

また、僕は、酒粕を取り扱ってる仕事をしてますが、お酒あまり強くない体質なので、いろんなお酒で松浦漬を試すにはとっても時間が掛かってしまうので、皆様からの情報お待ちしております。
宜しくお願いします。

後、佐賀県以外の方でどこで買えるのって、友人にきかれます。
佐賀県以外では、主に百貨店などでも売ってるます。しかし、九州以外では中々販売ルートをつくれてないので、食べたくなった方は、通販サイトでも購入できますので、是非ご利用下さいね。

『松浦漬』、クジラの軟骨を伝統の技術で柔らかくして、秘伝の酒粕で漬けた『珍味』です。
良かったらホームページもみて下さいね。

 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
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