佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

歯ブラシの選び方

 

 病気の豆知識

こんばんは。昨日の雨天で、今日体育祭や運動会って所が多かったようです。
今日もそれ程天気良くありませんがなんとかもってるって感じでしたね。

 唐津市で薬局とドラッグストアーやってます。
38歳薬剤師 山下 善太郎です。

私事なんですが、最近毎日子供(1歳半)の歯磨きを朝と夜してあげてます。ものすごく嫌がるんですが、それでも押さえつけて歯磨きしてます。歯磨きしてあげてて、思った事を今日は書きたいと思います。

歯ブラシの選び方

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随分前から8020運動っていう活動?が行われてます。ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが80歳で20本の自分の歯を残しましょうって運動です。自分の父はまだ70代ですが、数本だけ、入れ歯にしてます。年を取ると若いころみたいに全て自分の歯っていう人は減ってきます。歯が減る原因は、虫歯や歯周病です。その中でも、歯を失う原因の多くは歯周病が多いんですよ。60歳を超えると半分くらいの方が歯周病になっているって言いますしね。

歯周病

歯周病のこわい所は、歯を失うだけではないんです。糖尿病や心臓病、肺炎、痴呆などにも影響があるといわれてます。つまり、口の中の状態が全身に影響を及ぼすといっても言い過ぎではないくらいです。だから、歯周病の予防のためには歯磨きがすごく大事な訳です。

歯磨きはとっても大事

ドラッグストアーやスーパーに行くと最近かなり多くの種類の歯ブラシがありますよね。山切りカットやフラットタイプ他にも色々。さらに固め・普通・やわらかめってすごい多いです。で、どれを選べばいいかなんですが、歯を磨くだけであれば、どれでもいいと思います。ほんと好みで購入されていいと思います。しかし、歯周病の予防には歯茎や歯と歯茎の間も磨く(洗う)必要があります。そうなると、少し話が変わってきます。歯茎を硬めの歯ブラシでゴシゴシ磨くのは歯茎を傷つけてしまうのでお勧めできません。自分のお勧めはやわらかめか普通(普通でも少し柔らかめ)位の歯ブラシで優しくマッサージするように歯茎は洗って下さいね。

まとめ

なんとなく歯周病にならないためには、歯磨きだけでなく歯茎のブラッッシングが大事って事が分かってもらえたと思います。歯磨きするときの歯ブラシは、磨く場所で歯ブラシを変えるのが面倒な方はやわらかめをお勧めします。

最後に子供の歯ブラシについて

子供用の歯ブラシは、普通でも固めが多い様に感じます。子供の歯ブラシで仕上げ磨きしてあげるときに、そんなに強く磨いてるつもりがないのに歯茎から出血させてしまう方は、乳児用のすごくやわらかい歯ブラシを使ってあげるといいと思います。いつもよりちょっと長く歯磨きしてあげないといけませんが、歯茎に負担もかからずいいと思います。是非試してみて下さいね。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
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