佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

上手なお薬の飲み方。

 

 子育てブログ

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こんにちは。
今日も、朝は松浦漬からスタートです。最近薬局には、顔を出す位ですね。でも、来月からはもう少し多めに薬局で働く予定です。まだまだ、暑い日が続いてますので、お盆過ぎてますが、熱中症には気を付けて下さいね。
今日のブログは、この前お客様と話していて気になった、お薬に飲み方について書こうと思います。

お薬の飲み方

子供にお薬を飲ませる方法

僕の子供は、2歳7ヶ月になります。最近は、とっても上手にお薬を飲めるようになりました。市販のゼリータイプのオブラートを使う必要もなく、大人みたいに粉薬を飲んでくれます。
近頃のお薬は、苦みを抑える工夫がされてるって言う事もあり、長い時間、口の中に入れっぱなしにしない限りは、子供用のお薬はかなり飲みやすくなってます。
しかし、それでも飲まないってお子さんは、多いと思います。そんな時にとっても役に立つのが、コレです。

液体のお薬を貰う時の投薬瓶
液体のお薬を貰う時の投薬瓶

これ、『投薬瓶』って言います。最近では、東急ハンズで、売ってるのも見かけました。(もちろん薬局でも買えますよ。)必要だと思ってる方が多いのかもしれませんね。
投薬瓶に飲ませたい粉薬を入れて、10mL位の白湯で溶かして一気に飲ませる。これが一番楽です。白湯の量を10mLって書いたのは、液体の量があまりにも多すぎると、結局最後まで飲まずに半分くらい残ってしまい、必要な量の半分しか飲めてないって事が起こるからです。出来るだけ少ない水の量で一気に飲ませるのが良いと思います。最後に水を欲しがったら、水を飲ませてあげてくださいね。
それでも、ダメな場合は、与えたくない親御さんも多いと思いますが、『バニラアイス』。これが一番ですね。アイスでお薬をサンドイッチして口に入れる。バニラアイスの甘さと冷たさで、薬の苦さなどが全てマスキングされてとってもスムーズにお薬を飲みます。
お薬によって、バニラアイスは相性が悪い場合もあるので、心配な時は薬剤師に相談して下さいね。

大人のお薬の飲み方

上では、子供の事を書きましたが、大人の方でも薬を飲むのが苦手な方っていらっしゃいます。
薬局で働いてる時に、お店でお薬を購入して、その場でお薬を飲まれる方がいらっしゃいます。その時よく見かけるのが、口の中にお薬を入れて、真上を向いて水でお薬を流し込む感じで薬を飲まれるお客様がとっても多い。多分『苦い薬』を飲む時って上を向いて一気に流し込むと、苦みを感じにくいって事はあります。でも、この飲み方っておススメできません。
昔、サザエさんのエンディングでサザエさんが、マシュマロ?を上に投げて、口に入れそのまま食べるシーンがあったの覚えてますか?

その時、ちょっとですが喉に、食べ物を詰まらせるシーンがありましたよね。
コレって、お薬でも同じことがあり得ます。真上を向いてお薬を飲むと、どうしても気管が開いてしまって、誤嚥してしまう可能性が出てきます。なので、お薬を飲むときは、なるべく上面を向いて飲むようにして下さいね。普通にご飯を食べるのと同じで飲むのがとってもいいお薬の飲み方です。ご飯食べる時に真上向いて飲み込むってしないですよね。

良かったら参考にして下さいね。

さぁ、午後からも頑張ります。

 

 

 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
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