佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

インフルエンザの時の解熱剤の使い方

 

 病気の豆知識, お店の事

こんにちは。
今日は今から大阪に行ってます。午後からの出発だと思って午前中普通に仕事入れていたら、1本乗り遅れました。6分遅れで博多駅を出発です。大幅に遅刻しなくて良かった〜〜。乗り遅れて九州新幹線のさくらに乗ったのですが、座席がのぞみと比べても広めでゆっくりできますね。そんな今日は、最近流行っているインフルエンザについて書きますね。

インフルエンザの時の解熱剤の使い方

自分は、最近、玄海町の有浦店で働いている事が多いのですが、先週から急激にインフルエンザの患者さんが増えています。多い時で1日に約10人位インフルエンザの患者さんにお薬をお渡しします。小さい街でもこれだけインフルエンザの患者さんが来られるので、今から行く大阪は。もっと多いんでしょうね〜〜。本当にインフルエンザの流行期に入ってる事を実感しています。
なので、今日は、インフルエンザのお薬をお渡しする時によく聞かれる事を書こうと思います。

インフルエンザの時の解熱剤の使い方

最近のインフルエンザのお薬は、その場で吸入するお薬(小さい子の場合は、まだのみ薬(粉薬))が主流になりつつあります。そのお薬は、イナビルというお薬です。

インフルエンザにかかった事がある人は、見た事ありますよね。最近は、この薬の処方がとっても多くなりましたね〜

その薬は、1回だけの吸入薬なので吸入忘れなどもなく、患者さんによっては、次の日には熱も下がっている人もいるくらいです。そんなにいい薬が出てはいますが、やはり、インフルエンザ、多くの方が高熱が出てしまいます。人によっては40℃近く出る方もいらっしゃいます。なので、インフルエンザと診断された時には、インフルエンザの特効薬と解熱剤が一緒に処方される事が多いんです。(インフルエンザのA型・B型問わずに解熱剤が処方される事が多いです。)

解熱剤を飲むタイミング

この解熱剤を飲むタイミングについて患者さんからよく尋ねられます。風邪でも、インフルエンザでも同じなんですが、熱が高いって事は、体がウイルスや最近と戦っている証拠なんです。なので、平熱よりも1℃〜2℃高いくらい(37〜38℃)ですぐに飲まない様にして下さいね。折角ウィルスや細菌と戦っているのに、途中でやめてしまうとまた、ウィルスが元気になってしまう事もあるんです。なので、自分は38.5℃以上の時に服用する様に指導しています。ほとんどの方は、1回の服用である程度熱が下がるのですが、人によっては、なかなか熱が下がらない方もいます。そんな方でも5〜6時間程度は次回の服用までに間隔をあける様に指導しています。これは、子供の解熱剤の坐薬の場合も一緒です。
熱が38.5℃以上あっても。体もきつくないって方は慌てて解熱剤を飲む必要もないと思います。しかし、39℃超えたら、さすがに体温が高すぎなので飲む事をお勧めします。

後1〜2ヶ月ほど、インフルエンザも流行します。もし、インフルエンザになった時は、水分をしっかり摂って、薬を上手に使ってゆっくり休んで下さいね。くれぐれも、熱が下がったからと言って、すぐに出かけたり動き回らない様にして下さいね。

もう広島すぎました。残り1時間弱少し寝ます。

 

 

 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
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