佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

中性脂肪とコレステロール

 

 病気の豆知識

こんばんは。今日で8月も終わりですね。
8月31日は棚卸の日です。今日は深夜まで仕事なので、今のうちにブログ更新します。店の広さがそこそこあると、棚卸いつも6~7時間位は掛かるんですよね。気長に頑張ります。

唐津市で薬局とドラッグストアーやってます。
38歳薬剤師 山下 善太郎 です。

気になるお腹周り

糖尿病

血液検査で、中性脂肪とコレステロールって項目ありますよね。この違いよく質問されます。どちらも高すぎると良くないって言われてます。

中性脂肪とコレステロールの違いについて

まずは中性脂肪についてです。中性脂肪は運動するためのエネルギー源です。また、体温を一定に保ったり、体を衝撃から守る役割もあります。
次にコレステロールですが、コレステロールは皆さんも聞いたことがあると思いますが、善玉と悪玉に分けられます。コレステロールは体に必要なホルモンや油分を消化するのに必要な胆汁の構成要素です。役割が違うので、項目も違って出てきます。

中性脂肪が高いとなぜいけないか

中性脂肪が多いと、悪玉コレステロールが増えてしまします。特に超小型LDL(超悪玉コレステロール)が増えると、血管の内側に溜まって血管を細くして、硬くしてしまします。これが、動脈硬化を誘発させてしますので、中性脂肪が高くなりすぎるのは良くないって言われてるんです。

なぜ中性脂肪が高くなるか?

カンタンです。
食べ過ぎ・飲みすぎ・運動不足・遺伝です。
で、この中でとっても多いのが食べ過ぎと運動不足です。つまり、食べてエネルギーをイッパイにして、運動しないと中性脂肪が一杯になるよって事です。この余った中性脂肪が皮下脂肪や内臓脂肪になるんです。だから、中性脂肪の役割に衝撃から守るってあるんです。

どうしたら中性脂肪は減るか?

バランスよく食べて、今までより食べる量を減らす事。書くと簡単です。でもやるとなると難しいですよね。で、良く相談があるのが、健康食品についてです。特に魚の油(EPA)は中性脂肪が減るんですよね。って質問です。
答えは、実際にお薬にもある位なのでEPAは、中性脂肪を下げる働きがあります。
なので、中性脂肪が気になりはじめたら、魚を食べて、EPAを摂った方がいいです。少し高め位からしっかり予防して下さいね。分からない事はお気軽にご相談下さい。

 

 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
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