佐賀で漬け物と薬局の経営に奮闘中 山下善太郎のブログ

咳には注意が必要です。

 

 病気の豆知識

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こんにちは。
今日は、久しぶりに過ごしやすい1日です。天気は雨ですが、久しぶりに、暑くなく快適に仕事が出来てます。梅雨が明けると、博多では、『山笠』が始まるみたいです。昨日、子供にソラリアに飾ってある『山笠』を見せました。すると、人形が怖いみたいで、泣きじゃくってました。かなりの臆病物みたいです。

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唐津市で薬局でドラッグストアーと薬局をしています。
山下至誠堂薬局の山下 善太郎です。

久しぶりに病気の事を書きますね。お店に立っていると、風邪を引いた方が増えている様な気がします。多い症状として、熱と咳と鼻水。僕の子供と一緒です。本当に湿気が多い時期は体調を壊しやすいので気を付けて下さいね。

風邪だと思って、『咳』を軽視すると危険です。

風邪の症状の特有なものは、上で挙げた様な症状ですよね。一番多いのが『咳』と『鼻水』ですかね。この症状が出ると、軽いうちは、殆どの方が、ドラッグストアーなどで総合の風邪薬を買って飲まれます。
僕は、風邪の相談の時一番気を付けてる事は、普段のお薬の飲み合わせはもちろんですが、『鼻水』よりも『咳』です。鼻水のお薬って、風邪でも、花粉症みたいなアレルギーでも飲むお薬は同じなんです。でも、咳の場合は、『風邪の咳』と『喘息の咳』では飲むお薬が変わってきます。
普段持病がなく、咳が出てても、原因が風邪ではなく、逆流性食道炎だったりすることもあるんです。なので、『咳』は、あまり軽視しないで、必ず相談する様にして下さいね。

最近のCMでも見かけますが、咳が2週間以上続く時は、風邪以外の病気を疑って必ず病院を受診してみても良いと思います。また、以前のブログにも書いた様に、咳は、かなりのエネルギーを消費してしまします。1回の『ゴホン』で2Kcalです。

鼻が悪くて、咳が出ている事も

風邪と同じような症状(頭が痛い(重い)・鼻水が出る・咳が出る)この様な症状が出ると、殆どの人が風邪薬を飲まれると思います。でも、この症状が風邪ではなく、副鼻腔炎って事もあるんです。
副鼻腔炎とはこんな病気

原因[編集]

風邪などにより副鼻腔に炎症がおこる。また、炎症により発生した膿が自然孔より排泄されず溜まることにより慢性化する。さらに、溜まった膿により粘膜肥厚がおこり、膿の排泄がさらに困難となり悪循環となる。

症状[編集]

頭重感、頭痛、鼻汁、鼻づまり、副鼻腔付近の鈍痛 咳、喘息、咳喘息。
(ウィキペディアより引用)

なので、風邪薬を2~3日飲んでも、風邪の症状が改善しない時は、急性の副鼻腔炎になってる事も考えられます。効かない薬を続けて飲むよりも、まず専門家に相談する様にして下さいね。

まだまだ、天気が安定しませんが、体調を崩さない様にして下さいね。

 

 

 

 この記事の投稿者

山下善太郎

大学卒業後、大手ドラッグで勤務(約5年)→佐賀県唐津市の『山下至誠堂薬局』(稼業)を継いで約15年(2019年現在)になります。ここ最近は、父が社長の松浦漬本舗も少しずつですが手伝う様になりました。松浦漬は、鯨の軟骨を酒粕に漬けた商品で、日本酒 白ワイン 白ご飯似合う珍味です。最近は、松浦漬のことを多めに記事を書いています。
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